カービー委員長は、「信頼できる国際機関が北朝鮮に入り、人権関連の問題点を現場で確認することが結論を出す上で最も早い方法だ」と述べ、北朝鮮当局にCOIの現地調査受け入れを許可するよう求めた。
調査委は20~24日、ソウルで北朝鮮脱出住民(脱北者)などを対象に公開聴聞会を行った。聴聞会には政治犯収容所に収監された経験を持つ脱北者らが出席し、現地の人権侵害実態を証言した。
カービー委員長は聴聞会に関連し、「北朝鮮当局が精神障害者に人体実験を行っている」など、一部証拠が不十分な主張が出たが、「政治犯収容所での人権侵害や公開処刑、女性に対する強制中絶、人身売買などに関する信用できる証拠を得た」と明らかにした。
北朝鮮が聴聞会で出た証言は「中傷謀略」だと主張していることについて、国連人権理事会が定める独立性に従い調査を行ったもので、北朝鮮も公平に扱うと強調した。
COI委員らは27日、日本に向け出発した。
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