監査院は政治的中立と独立性が保障された憲法機関で、院長の任期は4年。梁氏は前政権で任命され、1年3か月の任期が残っていた。
突然の辞任に野党側は「政治的圧力、監査院の人事をめぐる対立などさまざまな疑惑が提起されている。青瓦台が国民の前で真実を詳しく明らかにすべき」と指摘していた。梁氏もまたこの日の離任式で「外部からの圧力を防ぐには力不足だった」と述べ、政治的状況に不満を示した。
一部メディアは梁氏が監査委員の任命をめぐり、青瓦台と対立した末に辞任したと報じたが、政府関係者は「青瓦台は関係がない」と否定した。
Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0