金大中(キム・デジュン)前大統領は18日、「南北対話無用論」の発端となった第19回南北閣僚級会談の結果について、「今回の会談で政府が取った措置はおおむね適切なものだった」との見解を示した。自宅に統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官の表敬訪問を受けた席で述べたもの。崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官が伝えた。
 金前大統領は、過去に北朝鮮の潜水艇の侵入や黄海交戦など挑発行為があった際にも、厳重に対処する一方で国民と国際世論、北朝鮮まで説得し、2000年には南北首脳会談にこぎつけたと説明、こうした前例を教訓とする必要があると述べた。

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 また、李長官から北朝鮮ミサイル発射以降の南北関係状況に関する報告を受け、金前大統領は「今は重要な時期。深い思慮で揺らぐことなく行動を」と李長官を激励した。

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