韓国未来創造科学部と韓国航空宇宙研究院は同日に現地で会見し、打ち上げ準備総合点検会議を行った結果、打ち上げ準備状況と現地の気象条件がともに良好であることを確認したと明らかにした。
アリラン5号は、悪天候や夜間でも高解像度で地球を観測できる合成開口レーダー(SAR)を韓国で初めて搭載した全天候地球観測衛星。2005年6月から開発に取り掛かり、総事業費2381億ウォン(約208億円)が投じられた。
打ち上げ後5年間にわたり、550キロの上空で環境・災害の監視や国土・資源利用実態の把握などを行う予定だ。北朝鮮の核施設の監視にも活用できると期待されている。
打ち上げから約15分後にロケットから切り離され、約32分後の23日午前0時11分ごろ南極で初の遠隔交信を確認する予定。大田市にある韓国航空宇宙研究院の地上局との初交信は、打ち上げから5時間56分後の同日午前5時36分ごろに行われる見通しだ。衛星が正常に作動しているかどうかは23日午前6時半ごろに最終確認される。
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