無人軌道タクシーから降りる乗客(博覧会組織委提供)=19日、順天(聯合ニュース)
無人軌道タクシーから降りる乗客(博覧会組織委提供)=19日、順天(聯合ニュース)
【順川聯合ニュース】韓国南西部の全羅南道順天市で開催されている国際庭園博覧会「順天湾国際庭園博覧会」の会場と美しい自然景観で知られる順川湾を結ぶ無人軌道タクシーへの関心が高まっている。
 博覧会組織委員会と無人軌道タクシー事業者のエコトランスによると、15日からテスト運行を開始したタクシーの18日までの試乗予約率は100%を記録した。試乗時間は午前9時半から午後0時半まで。エコトランスのホームページで事前予約し、タクシーに試乗する乗客は1日平均で約300人となっている。
 エコトランスは午前だけタクシーの運行を行い、午後は車両の総合整備・点検を実施している。同社のナム・ギヒョン社長は「商業運行に向けて安全の確保が最も重要なため、運行を午後まで行いたくてもできない状況」と述べ、理解を求めた。
 会場と順川湾までの4.64キロを結ぶタクシーには6~9人が搭乗できる。試乗は無料。電気で運行される最先端のエコ交通手段として、10月の商業運転を控えテスト運行を行っている。

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