ウリ党本部を訪れた李鍾ソク・統一部長官(右)と金槿泰・ウリ党議長=14日、ソウル(聯合)
ウリ党本部を訪れた李鍾ソク・統一部長官(右)と金槿泰・ウリ党議長=14日、ソウル(聯合)
統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官は14日、今回決裂した南北閣僚級会談は、ミサイル問題と関連し北朝鮮の6カ国協議復帰を求め対話のモメンタムを維持することが目的だったとし、「対話への流れをそれなりに維持したと評価する」と述べた。与党開かれたウリ党の拡大幹部会議に出席し、会談結果をこのように報告した。
 李長官は、会談中に北朝鮮側から強い反発があったものの、最も敏感なミサイル問題を閣僚級会談で初めて議題として扱い、韓国政府の立場を明確に伝えるなど最善を尽くしたと強調した。また、北朝鮮が強く要求するコメと肥料の支援問題については、今回の事態が解決するまでは応じられないとの点を明言したと述べた。

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 これに対し金槿泰(キム・グンテ)議長は、複雑で重大な状況の中で閣僚級会談を開催したこと自体を評価した。ただ、北朝鮮の「先軍政治」に関する発言については「不誠実で建設的ではない」とし、韓国の国民と政府、与党を裏切られた気持ちにさせ問題を提起するもので遺憾だと述べた。

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