アシアナ機着陸失敗　2人死亡、130人病院に搬送

【サンフランシスコ聯合ニュース】米サンフランシスコ国際空港で6日昼（日本時間7日未明）にアシアナ航空214便、ボーイング777型機が着陸に失敗し炎上した事故で、現地消防当局は少なくとも2人が死亡、130人が病院に搬送されたと発表した。
　米連邦航空局（FAA）は事故機が現地時間6日午前11時36分、着陸時に滑走路に衝突したと説明した。
　米連邦捜査局（FBI）関係者は今回の事故はテロとは無関係との見方を示した。
　米運輸安全委員会（NTSB）は事故の調査チームを現場に派遣した。同委のハースマン委員長は記者団に対し、パイロットの操縦ミスの可能性など「すべての可能性を念頭に置いている」として、事故現場から関連情報や資料を収集するのが先だと述べた。
　事故機には乗客291人、乗員16人の計307人が乗っていた。アシアナ航空によると、乗客のなかには韓国人77人、中国人141人、米国人61人、日本人1人が含まれている。