終結会議後に別れの握手を交わす李鍾ソク長官(左)と権虎雄内閣責任参事=13日、釜山(聯合)
終結会議後に別れの握手を交わす李鍾ソク長官(左)と権虎雄内閣責任参事=13日、釜山(聯合)
第19回南北閣僚級会談は13日午後、次回の会談日程を決めることができないまま終結会議を終えた。会議に先立ち行われた記者らとの懇談の席では、韓国側代表団は依然として硬い表情のままで、成果を上げられないまま会議を終えることに無念さをにじませた。
 終結会議では、韓国側首席代表を務める統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官が北朝鮮側首席代表の権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事に「いろいろと残念な部分もあるが、互いに十分に意思を伝えた状態であるため、この時点で終えるのも構わないと思う」と述べた。権責任参事はこれに対し「結実がないことは遺憾に思う。われわれが会談日程を縮めたように、北と南の間も互いに和合団結する過程ももっと縮められればどれだけよいかと思う」と答えた。

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 また、滞在中は安らかに過ごせたかと問う李長官の質問に対し、「宿所は良かったが、問題は宿所ではなく、人の心だ。理解が足りない人と対するときは心が痛かった」と皮肉った。

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