総会のテーマは「保険の未来:グローバルトレンド活用のための産業再編」。約50カ国・地域から保険会社の最高経営責任者(CEO)や学者ら約450人が参加した。
16日の歓迎レセプションを皮切りに4日間、消費者中心の金融監督トレンドやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの発展による契約者の自己決定力の向上、医学技術の先進化、高齢化社会などを分析し、保険産業の未来戦略について意見を交換する。
17日は韓国金融委員会の申斉潤(シン・ジェユン)委員長が基調演説し、AIGのロバート・ベンモシェ会長、教保生命の慎昌宰(シン・チャンジェ)会長らが講演を行う。
18日は韓国金融監督院の崔守鉉(チェ・スヒョン)院長の特別演説やアジアと新興保険市場についての討論、19日には韓国女性家族部の趙允旋(チョ・ユンソン)長官の特別演説や世界の保険規制に関する議論が行われる。
総会を共同主管する韓国の生命保険協会と損害保険協会は、総会が先進化・国際化が進んでいる韓国保険産業を国内外にアピールするとともに、保険産業のイメージや信頼向上に貢献すると期待している。
国際保険会議は1965年に設立された世界最大で最高権威の国際保険団体。92カ国・地域の保険会社や関係機関とその関係者、学者ら約1000人が加盟している。
韓国では生命保険協会、損害保険協会やサムスン生命保険、ハンファ生命保険、教保生命保険、サムスン火災海上保険、現代海上火災保険、LIG損害保険、コリアンリーの7社が登録されている。
国際保険会議は1987年にソウルで第23回年次総会を開催しており、今回は26年ぶりの開催となる。
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