半導体は、世界的な携帯電話端末機・電子製品の需要拡大と半導体市場の需給条件改善などで、前年比12.3%増の359億ドル、ディスプレーパネルはデジタルテレビ市場の成長で、61.4%増の164億ドルと推算された。これに対し携帯電話端末機の輸出は、ウォン高による国内メーカーの価格競争力の低下、低価格振興市場に対する進出不振などで、2.7%増の260億ドルにとどまると思われる。
情報通信部はまた、国内IT産業生産は5.5%の緩やかな成長をみせ、246兆ウォン台に及ぶと見通した。
部門別にみると、情報通信サービスはデジタル・マルチメディア放送(DMB)などの新規サービスの普及で4.6%、情報通信機器は半導体とディスプレーの成長を背景に5.7%、ソフトウエアはコンピュータ関連サービス市場とデジタル・コンテンツ市場の拡大で6.2%、それぞれ成長が見込まれる。
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