韓米自由貿易協定(FTA)交渉で韓国側交渉団を率いている金宗フン(キム・ジョンフン)首席代表は11日、ソウル市内のホテルで韓米FTA第2回交渉の結果について記者会見を開き、「新金融サービスはそれぞれの商品別に金融当局が許可する必要があるとの考えで共感が形成された」と述べた。
 金代表は国境間の取り引きでリテールは除外されるとした上で、国境間の金融取り引きの大前提は専門家間の取り引きだと説明した。新金融サービスの場合、法律の制改正を伴わない範囲で推進されなければならず、金融当局の健全性の規制も必要との認識で両国は一致したという。

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 米国で生産される日本などのメーカーの自動車原産地問題については、使用された部品の原価を基に原産地を判断する方法などをコストや効果を比較して研究・検討することになると説明した。

 協定文の作成に関しては、実質的な意味などで相違がある内容は年末以降も続くとみられるが、表現上の違いがある内容を中心にできるだけ早く整理する方向で交渉が進行していると話した。

 この日、両国交渉団は初日に8つの分科交渉を行ったのに続き、13の分科と作業班の協議進行を決定した。韓国は米繊維市場の実質開放を、米国は韓国の農産物と医薬品市場の開放拡大をそれぞれ集中的に要求を開始した。

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