◇熟年離婚の比率が過去最高に
2012年の離婚件数は11万4300件となり、前年(11万4000件)とほぼ変わらなかった。人口1000人当たりの離婚件数を示す粗離婚率は2.3で、2010年以降ほぼ同水準だった。
全国平均の離婚年齢は男性が45.9歳、女性が42.0歳で、いずれも前年より0.5歳高くなった。結婚してから平均で13.7年後に離婚したことになる。
結婚してから20年以上経った夫婦の離婚が離婚全体に占める割合は26.4%で、最も多かった。2011年は結婚してから4年以下の離婚が3万700件、20年以上の離婚が2万8300件と、4年以下の離婚が最も多かったが、2012年は4年以下が2万8200件、20年以上が3万200件と、初めて逆転した。とりわけ、30年以上になった夫婦の離婚は8600件と8.8ポイント増加。最も高い増加率をみせた。統計庁関係者は「高齢化でお年寄りが増えたのに加え、平均寿命が伸び、現在の状況を変えようとする傾向が強まったようだ」と説明した。
未成年の子どもがいる夫婦の離婚が占める割合は52.8%となり、減少傾向を維持した。協議離婚は76.0%で小幅増えた。
◇ソウル女性の平均初婚は30歳突破
2012年の婚姻件数は32万7100件となり、2000件(0.6%)減少した。人口1000人当たりの婚姻件数を示す粗婚姻率は0.1減の6.6となった。
平均初婚年齢は男性が32.1歳、女性が29.4歳となり、それぞれ0.2歳と0.3歳上昇した。1990年の平均初婚年齢は男性が27.79歳、女性が24.78歳だった。10年前の2002年に比べると男女共に2.4歳上昇した。地域別ではソウル市と済州道が32.4歳で最も高かった。忠清北道と忠清南道は31.6歳と最低だった。ソウル女性の初婚年齢は0.2歳上昇した30.2歳となり、全国で初めて30歳を上回った。
初婚夫婦のうち、男性が年上の夫婦は全体の68.2%、同じ年は16.2%、女性が年上の夫婦は15.6%を占めた。男性が年上の夫婦と同じ年の夫婦は0.1ポイント減少したが、女性が年上の夫婦は0.3ポイント増加した。
◇国際結婚は減少
外国人との婚姻は2万8300件で、1400件(0.6%)減少した。韓国人男性と外国人女性の婚姻は7.3ポイント減少し、韓国人女性と外国人男性の婚姻は2.5ポイント増えた。
韓国人と結婚した外国人女性の国籍は中国(34.1%)、ベトナム(31.9%)、フィリピン(10.7%)の順だった。外国人男性は中国(26.0%)、米国(20.7%)、日本(20.6%)の順。
国際結婚した夫婦の離婚件数は1万900件で、5.3%減った。離婚した外国人女性の国籍は中国(53.4%)、ベトナム(25.3%)、男性は日本(46.4%)、中国(34.9%)の順だった。
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