台風3号が北上し韓国に接近していることを受け、消防防災庁など災害関連当局は、対策会議を開くなど非常勤務体制を維持しながら台風の進路を鋭意注視している。
 消防防災庁は8日午前、庁長をはじめ、国政広報処、国防部、農林部など18の関連機関の局長クラスが参加する中、中央災難安全対策本部会議を開き対策を話し合っている。

 消防防災庁関係者は「現在3通りの進路を予想し、状況別に具体的なアクションプランをまとめている」と明らかにした。これに先立ち消防防災庁は7日午後1時を期して最も高い段階の非常段階となる3段階非常勤務体制に入っている。非常勤務者を含むすべての職員が登庁し災害の発生に備えている。

 中型で強い勢力を持つ台風3号は、沖縄近海を北北西の方向に進んでおり、10日午前3時ごろには西帰浦の南南西370キロメートルまで接近し、朝鮮半島にも大きな影響を与えることが予想されている。

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