同指数は各国の食料供給力や栄養学的な品質、食品安全などを総合評価したもの。1位は米国で、次いでデンマーク、ノルウェー、フランス、オランダなど西欧の先進国が上位を占めた。下位はコンゴやチャド、ブルンジなどアフリカ諸国が多い。
アジアでは日本が16位、韓国は2番目に高い。中国は38位、インドは66位。北朝鮮は分析対象に含まれなかった。
韓国は食料供給力が12位と比較的順位が高かった。負担能力と食品の品質・安全は各23位だった。1日の食料供給量は3074キロカロリーで37位。
ただ、この指数は各国の事情を十分に反映できていないとの指摘もある。韓国に対する評価は良好なほうだが、韓国の食料自給率は下がっている。穀物自給率は1990年の43.1%から2011年には22.6%に落ち込み、2010年まで100%だったコメの自給率も翌年に83.0%に急落した。
高麗大学食品資源経済学科の林頌洙(イム・ソンス)教授は、「韓国の食料自給率は経済規模に比べると大きく劣っているほうだ。先進国入りするためには農業の競争力を育てる必要がある」と強調した。
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