韓国の年間自殺者数は、２００４年基準で１万１５２３人で、人口１０万人当たり２４人が自殺した計算になる。１０代の場合、死亡原因全体のうち自殺が４位を占めるほど深刻な水準だ。
研究結果によると、自殺による収入の喪失など自殺者の間接費用が３兆７０２億４０００万ウォンで大部分を占めた。このほか、救急診療費や葬儀費用、捜査費など直接費用が９５億４０００万ウォン、家族の医療費、交通費など外部的な直接費用が４７億６０００万ウォン、家族の機会労働力の損失など外部的な間接費用が１０億ウォンだった。自殺者の遺族の場合、自殺前に比べ精神疾患は４．６倍、一般疾患は４倍増えていたことから、遺族に対するケアも急務となっている。
自殺の動機は、男性では「原因不明」が２９．９%、「肉体的な病気」が２３．５%、「経済的な理由」が１９%、「精神的な病気」が１２%、「家族との不和」が８．２%だった。女性では、「肉体的な病気」が３０%、「原因不明」が２３．９%、「精神的な病気」が２２．１%、「経済的な理由」が９．２%、「家族との不和」が８．２%だった。
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