科学技術部が6日に明らかにしたところによると、金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)が10日から4日間にわたり日本を訪れ、松田岩夫・科学技術政策担当相や小坂憲次・文部科学相と会談し、両国間の科学技術協力について意見を交わす。科学技術に関する韓日間の閣僚会議は90年台以降ほとんど開かれていなかった。
金副首相は11日に小坂文部科学相と会談し、韓日科学技術に関する閣僚級会談の定例化や、年内に韓国で韓日中の科学技術閣僚会談を開催することなどを提案する方針だ。
両国は1985年の韓日科学技術協力協定締結に基づき、韓日科学技術協力委員会を8回にわたり開催してきたが、2002年が最後となっている。定例会談に合意できれば、核融合や宇宙などの先端分野や、共同研究と人材交流など共通の関心事項や懸案について協議し、科学技術の協力に弾みをつけたい考え。このほか、▼分野別専門機関間の協力強化▼科学技術の人材交流▼科学技術の文化事業協力――なども議論される予定。
また、金副首相は10日に内閣府で行われる松田科学技術担当相との会談で、民間レベルの韓日科学技術協力協議体の構成と運用を提案する考えを示している。
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