同氏は1月、米IT大手グーグルのシュミット会長とともに訪朝している。この日、米CNNテレビのインタビューで、北朝鮮から数多くの威嚇発言があったが行動は多くなかったと指摘しながら、「北朝鮮が万一、米国に何か仕掛けようとするならば、自殺行為になる。こうしたことは起こらないだろう」と述べた。
米国の最近の対応については、「冷静でありながら、同時に万一の緊急事態に備えた」とし、適切だったと評価した。
さらに状況の沈静化に向け、「オバマ政権には最終段階が必要。私の考えでは、それは外交だ」と、北朝鮮との対話努力を促した。外交の方法として、特使の派遣のほか、韓国外交官が役割を担うこともあり得るとの見解を示した。
一方、キャンベル前国務次官補(東アジア・太平洋担当)も、北朝鮮の威嚇に対するオバマ政権の対応を評価した。
同氏は4日、ワシントンで開かれたセミナーで、「米政府はとても望ましい方向で対応している」と述べた。同盟国と緊密に協調しているとし、韓国や日本を挙げながら、「パートナーシップに対する強いメッセージを送った」と説明した。
米国がB52戦略爆撃機や原子力潜水艦シャイアン、高性能Xバンドレーダーの海上配備型(SBX-1)などを朝鮮半島近くに投入し、グアム米軍基地への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を決定したことなどを、適切と評価したものとみられる。
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