【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」報道官は27日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が哨戒艦「天安」沈没事件から3年となる追悼式で行った演説の内容に対し、「容認できない深刻な挑発で、生意気な挑戦」と批判した。朝鮮中央通信が報じた。
 朴大統領は前日の追悼式で、「北朝鮮の変化を強く求める」と強調し、「核兵器とミサイル、挑発と威嚇を自ら手放し、国際社会の責任ある一員に変わることだけが生き残れる唯一の道」と述べていた。
 報道官は「(沈没事件は)同族対決と北侵戦争策動に狂奔した李明博(イ・ミョンバク)一味によってでっちあげられた謀略で、すでに真相が明らかになった」とし、北朝鮮との関連を否定する従来の主張を繰り返した。また、朴大統領に対し、「安保と平和を脅かすのは北の核なのか米国の核なのかを正しく知り、発言に注意したほうがいい」と警告した。

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