議員らからの質疑に回答する李長官=6日、ソウル(聯合)
議員らからの質疑に回答する李長官=6日、ソウル(聯合)
統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官は6日、北朝鮮のミサイル発射に関連し、「ミサイル発射結果に対する正確な判断には1~2週間ほどかかる」との見解を示した。国会統一外交通商委員会全体会議に出席し述べたもの。発射されたミサイルの具体的種類、成功か失敗かについては綿密に分析を行っていると明らかにした。
 5日の午前3時32分、4時4分、7時12分、8時17分、午後5時22分に発射された6発についてはスカッドおよびノドン級のミサイルで、正確な弾着点は確認されなかったとしている。また、午前5時に発射されたのはテポドン2号で、発射は失敗だったと判断されたと明らかにした。スカッド・ノドン級は約500~800キロメートルほど飛行し、テポドンは発射から40秒で爆発し東海上に墜落した。

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 これに関連し国家情報院は、緊急招集された国会情報委員会全体会議の非公開会議を通じ、「テポドン2号はロケットエンジンの欠陥で失敗したと判断できる」と報告したと伝えられた。不完全燃焼により振動衝撃や燃焼室内部の亀裂が生じた可能性あるとしている。

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