ザッカーバーグ氏は最近フェイスブックの知人のコメント欄に「アンドロイド(米グーグルの基本ソフト)はかなり良くなってきている。ギャラクシーS3とギャラクシーノート2を愛用しているが、ギャラクシーS4が4月末に発売されたら購入を考えているので興奮している」というコメントを残した。
今月14日に米ニューヨークで公開されたギャラクシーS4は来月の発売を控え、専門各誌からも好評を得ている。eWEEK(電子版)は「論争はあるだろうが『iPhone(アイフォーン)5』に比べ多くの創意性を備えている」と指摘し、米経済誌フォーブスは「人間的なソフトウェアを打ち出した」と評価した。
一方、サムスンが米グーグルと距離を置くのではないかとの見方が広まる中、ギャラクシーS4の発表イベントは両社の関係が疎遠になったことをうかがわせるものになったという分析が出た。
米調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)は22日までに公表した報告書で、両社の関係の変化を伝えている。
SAによるとサムスンは14日に行われたギャラクシーS4の発表イベントで、グーグルについてほとんど言及しなかった。
その代わりに健康管理機能の「Sヘルス」や、翻訳機能の「Sトランスレーター」など、いわば「S」機能を重点的に紹介した。
これについてSAは「今回のイベントでグーグルは完全に軽視された。グーグルはこのような流れを懸念するだろう」と伝え、サムスンの姿勢が両社の関係を一層悪化させると予測した。
またサムスンが今年の7~9月期に発売するモバイルOS(基本ソフト)「タイゼン」を搭載したスマートフォンに言及し、「今年の年末にはアンドロイドを搭載したギャラクシーS4など『Sシリーズ』と、タイゼンを搭載した『Tシリーズ』が競う姿が見られるだろう」と予想した。タイゼンはサムスンや米インテルなどが開発を主導してきた。
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