中国工場で製作が完了し、韓国への輸送を待つ2階建てバス=6日、釜山(聯合)
中国工場で製作が完了し、韓国への輸送を待つ2階建てバス=6日、釜山(聯合)
市内観光用の2階建てバスが、ソウルに続き8月中旬に釜山でも導入される。バスにはユビキタスシステムが設置され、観光案内や検索機能のほか、インターネットを利用した鉄道乗車券の予約や、衛星マルチメディア放送(DMB)の視聴など、先端技術を体験できる新たな観光の名物となりそうだ。
 釜山市が6日に明らかにしたところによると、3月に中国に発注した2台の2階建てバスの製造が終わり、20日ごろに引き渡される見通しとなった。国内での形式承認などの手続き、外装工事とシステム設置、試運転を経て、8月11日に試乗会を行い本格的な運行を開始する計画だ。

 バスは1台4億5000万ウォンで、長さ12.4メートル、高さ3.9メートル、41人乗りとなる。各座席にタッチスクリーンパネルやヘッドセットなどが装備され、運行中に観光地についての案内や関連映像、ニュースなどを見ることができる。また、宿泊施設や飲食店などの情報も検索できる。1階には飲み物などを楽しめるラウンジが設けられる。

 釜山市は、釜山駅~竜頭山公園~チャガルチ市場~影島、太宗台~釜山駅~広安大橋~海雲台~釜山駅の2コースを設置し、通常のリムジンバス2台と2階建てバス2台で運営する計画だ。

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