両団体は「拉致が存在しないかのように真実が隠されているという失望と絶望を感じた」と述べ、北朝鮮は拉致を認め被害者家族に謝罪するとともに、拉致被害者とされる人々の安否を確認し送還に向けた手続きを進めるべきだと強調した。
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朝鮮戦争北朝鮮拉致被害者家族協議会のイ・ミイル理事長は、「韓国と北朝鮮の交流も良いが、真実が失われていては南北双方にとって最大の悪夢となる」と批判するとともに、金英男さんが記者会見で拉致を否定したのは予想通りだと語った。横田めぐみさんについては、「日本のDNA鑑定結果を信用する。めぐみさんは生存していると思う」と述べた。金英男さん家族の再会を見て、こうした方法では拉致被害者問題は解決できないと感じたと指摘、韓国政府は沈黙しているべきではないと強調した。
拉致被害者家族協議会のチェ・ウヨン会長は、「離散家族面会を通じての再会は、送還とは程遠い悲劇だ」と主張した。金英男さん家族が8月に平壌で再開できることを嬉しく思うとしながらも、ほかの家族より早く面会できたのは、拉致被害者家族たちの活動があったからこそだと指摘、政府に残りの拉致被害者に対する真実解明と積極的な青写真を提示するよう促した。
両団体関係者らはきょう午後、統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官と面談する予定だ。
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