【ブリュッセル聯合ニュース】韓国と欧州連合(EU)の外交関係樹立50周年を記念するレセプションが21日、ベルギー・ブリュッセルのEU本部で開かれた。
 EU内の韓国大使館などが主催したレセプションには、EUのバローゾ欧州委員会委員長やEUの外務省に当たる欧州対外活動庁のオサリバン最高執行責任者らが出席。韓国からは外交通商部の通商交渉本部長時代にEUと自由貿易協定(FTA)交渉を行った金宗フン(キム・ジョンフン)国会議員(与党セヌリ党)や金昌範(キム・チャンボム)駐EU大使、欧州在住の駐在員らが出席した。
 バローゾ委員長は「50年の間にEUと韓国の関係は大きく発展した。民主主義的な基本価値を共有している」と、あいさつした。
 金宗フン議員は「FTA交渉で大きな成果があったことについて満足している。今後の50年も、さらに関係が深まると確信している」と話した。
 韓国とEUは1963年7月24日に外交関係を樹立。96年に基本協力協定を締結した。2010年には戦略的パートナー関係になるとともに、FTAを締結した。
 2011年基準で、EUにとって韓国は第4の貿易相手国。同年の貿易額は1031億ドル(9兆5934円)に達した。また同年のEUの韓国への投資額は646億ドルで、韓国にとって最大の投資国。韓国はEUに367億ドルを投資した。

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