正恩氏夫人が出産の可能性　韓国政府消息筋が言及

【ソウル聯合ニュース】韓国政府消息筋は18日、妊娠説が取りざたされていた北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の夫人、李雪主（リ・ソルジュ）氏について「出産したとみている」と明らかにした。
　北朝鮮は17日、故金正日（キム・ジョンイル）総書記の誕生日の16日に金第1書記と李夫人が平壌の錦繍山太陽宮殿を訪れた際の写真を公開した。写真の李夫人は以前よりもほっそりとしており、出産説が広まっていた。
　政府消息筋は出産説の根拠として李夫人が以前よりも痩せたほか、パーマをかけている点を挙げた。妊婦は通常、パーマ液が胎児に与える影響を懸念してパーマをかけないためだと説明した。
　政府当局者も「北朝鮮が公開した写真を見る限り出産した可能性がある」と述べた。
　李夫人が1月1日に公演を観覧した映像が公開された際にも出産説が浮上したが、情報当局は「出産したと断定するのは難しい」としていた。