上半期の輸出額は1555億3400万ドルで昨年同期に比べ13・9%、輸入は1483億1400万ドルで同19.3%、それぞれ増加した。上半期の貿易収支黒字は72億2000万ドルに達したが、昨年同期に比べると40.8%減少した。
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上半期の輸出を部門別にみると、自動車・部品が14.9%、半導体が14.2%、一般機械が15.8%、船舶が19・8%など、既存の好調品目が10%台中盤以上の増加を続けている。インド、中南米など新興市場輸出の好調で、開発途上国に対する輸出増加率が17.3%に達し、先進国輸出の6.4%を大きく上回った。
輸入は先月20日までを基準に、原材料が22.6%、エネルギーが41.0%と大きく増えたほか、亜鉛鉱が171.1%など、その他原材料も大幅な伸び率を示した。輸送機械では資本材が13.0%、航空機が2100%などでトータル48.7%増、基礎産業機械など一般機械も15.3%増と、2けたの伸び率をみせた。消費財は、耐久消費財が28.6%、非耐久消費財が27.6%の大幅増となった一方で、直接消費財が8.5%と相対的に小幅な増加を示した。
産業資源部は、対外的には世界経済の堅調な成長が続き、国内では在庫調整の圧力、下半期条件の悪化懸念などで輸出出荷が活発化したことから輸出物量が大きく増加したと説明した。石油製品と液晶パネル輸出の大幅増と、昨年同期に比べ操業日数が約2.5日増えたことも寄与したとしている。ただ、ウォン切り上げにもかかわらず、グローバル競争が進んだことでドル建て輸出単価が下がったのを受けウォン建て輸出単価がさらに下落するなど、輸出業界の採算性悪化が深刻化していると懸念を示した。
ドル建て輸出単価指数(2000年100基準)は昨年第4四半期の92.9からことし第1四半期には91.5に下がり、ウォン建て輸出単価指数は85.2から79.1まで下落している。
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