金委員長は24日に首相候補に指名されたが29日に辞退した。候補に指名されてから、1970年代~1980年代に購入した土地の投機疑惑や長男と次男の兵役逃れ疑惑が浮上していた。
金委員長は30日午後、同委員会の朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領への分科別業務報告に出席した。業務報告開始前に取材陣から委員長職を継続するかと聞かれると「はい、はい」とだけ答えた。
朴次期大統領の報道官を務める趙允旋(チョ・ユンソン)氏は業務報告終了後、取材陣に対し「引き継ぎ委は(金委員長が)最後まで務めるとみているようだ」と伝えた。
朴次期大統領の柳一鎬(ユ・イルホ)秘書室長も取材陣の質問に対し、金委員長が委員長職を継続するとの見方を示した。
また、同日午前に国会で開かれた与党・セヌリ党の議員総会に出席した同委員会の陳永(チン・ヨン)副委員長も金委員長の委員長職継続について「そのまま続けると承知している」と述べた。
金委員長が委員長職の継続を決めたのは、辞任した場合に同委員会に与える影響を考慮したためだとの見方が出ている。
このため、金委員長が首相候補に指名されてから浮上した疑惑について、いつ、どのように釈明するかに関心が集まっている。
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