人口100人当たりの移動者数を意味する人口移動率は前年比1.3ポイント低い14.9%で、1974年(15.3%)以降、38年来の低水準となった。
不況で不動産取引が冷え込んだことが主因だが、中長期的な面では、高齢化により移動が活発な20~30代の人口が減ったことも影響した。また、産業化や都市化がほぼ完了し、交通・通信網が発達したことも、人口移動率を押し下げている。
地方別では、中部(大田市・世宗市・江原道・忠清北道・忠清南道)は3万3000人、首都圏(ソウル市・仁川市・京畿道)は7000人の純流入となった。一方、全羅道(光州市・全羅北道・全羅南道)は1万人、慶尚道(釜山市・大邱市・蔚山市・慶尚北道・慶尚南道)は3万5000人の純流出となった。
ソウル市は10万4000人の純流出を記録。転出者の60.1%は京畿道に転居した。
Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0