起亜自は25日、昨年の売上高は連結ベースで47兆2429億ウォン(約3兆9863億円)、営業利益は3兆5223億ウォンを記録したと発表した。売上高は前年比9.4%増加し、営業利益は0.7%増加した。
起亜自は昨年、海外市場で前年より7.2%多い271万9500台を販売した。また、中・大型車の販売比重が10.8%から14.2%に増加。平均販売単価が上昇し、売り上げ増加につながった。
起亜自は韓国市場では販売が低迷したが、海外市場で挽回。世界的な不況にもかかわらず営業利益率7.5%を達成したと説明した。
ただ昨年10~12月期の業績は思わしくなかった。
売上高は11兆2770億ウォンで前年同期比2.9%の増加にとどまり、営業利益は4042億ウォンで51.1%減少した。
同じグループの現代自動車よりも海外工場での生産が少なく、ウォン高による影響が大きかったと説明した。
また昨年7~9月期に労働組合のストライキが発生したほか、10~12月期には在庫が不足した。10月の1か月間、光州の二つの工場が増築工事のため生産を停止したことも在庫不足に拍車を掛けた。
今年も内需低迷と世界経済の先行きが不透明なことから、経営強化を通じた業績成長を推進するほか、ウォン高などの経営環境悪化を企業体質改善のきっかけにする計画だ。
さらにブランド知名度の上昇が販売増加につながったとみて、今年も競争力のある製品と安定した品質を打ち出していく方針だ。
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