教育科学技術部と航空宇宙研究院は24日に打ち上げ管理委員会を開き、技術面での準備状況や気象予報などを踏まえ、30日の打ち上げを推進することを決定した。
打ち上げ予定時刻は午後3時55分から同7時半の間。正確な時間は天気や宇宙環境などを分析し、打ち上げ当日の午後1時半ごろ確定する。
航空宇宙研究院によると、羅老は先週に上段(2段目)と下段(1段目)の連結を終え、現在は状態の点検などが行われている。運用リハーサルも24日に始まった。
上段に搭載される羅老科学衛星は、16日から大田の韓国科学技術院(KAIST)人工衛星研究センターで地上局との交信などの点検を受けている。打ち上げ準備が順調に進めば、羅老は28日に発射台へ移され、29日にリハーサルが行われる。
3回目の打ち上げは昨年11月29日に行われる予定だったが、直前に電気系統のトラブルが見つかり延期された。
羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、いずれも衛星の軌道投入に失敗している。ロケット1段目を製作したロシアとの契約条件上、今回の打ち上げが最後のチャンスとなる。
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