李長官は、北朝鮮が米国に対して様々な圧迫を感じているならば、それを回避できる内容が6カ国協議の共同声明にすべて盛り込まれていると強調し、北朝鮮の協議への復帰を促した。また、「対話を惜しんではいけない」と述べ、米政府に米朝対話に積極的な姿勢を示すよう求めた。
イ・ジョン の最新ニュースまとめ
李長官は、ミサイル問題の解決をめぐり韓米間で意見の相違があるとの世論を意識し、韓米同盟は極めて重要であり、緊密な対話が行われているが北朝鮮問題のため亀裂が生じているかのようにみえると説明した。また、北朝鮮に対する観点は同じだが、どう取り組むべきかは地政学的な位置のため違ってくると説明した。
一方、北朝鮮を除く5カ国で北朝鮮の核問題を解決したらどうかとする質問には、「そのような意見もあるが、中国が同意しない限り5カ国協議は実現できないし、現在は中国が反対する立場を表明している」と答えた。あわせてミサイルが発射されれば、国連安全保障委員会に付託し制裁すべきとの意見に対しても、中国が北朝鮮の自主権を理由に反対するとの見方を示した。
Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.
0