朝鮮中央テレビや朝鮮中央放送など北朝鮮メディアは、同日午前9時から一斉に開館式の模様を中継した。
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記とその夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏は朝鮮労働党や軍の幹部らとともに宮殿を参拝した。
黒い喪服姿の夫人は、おなかが大きく膨らみ、出産が近いとみられる。
北朝鮮は今年同宮殿の広場に公園を造成するなど、大規模な改修工事を行ってきた。
開館式に合わせ、永久保存されている金総書記の遺体が公開される可能性もある。
同宮殿は今年2月16日に金総書記生誕70年を迎えたのを記念し、錦繍山記念宮殿から改称された。
北朝鮮は故金日成(キム・イルソン)主席の一周忌(1995年7月8日)にも錦繍山記念宮殿の開館式を行い、永久保存されている故金主席の遺体を公開した。
当時北朝鮮は故金主席の遺体を安置するため、故金主席の執務室だった錦繍山議事堂を改築する「聖域化工事」を行い、名称を錦繍山記念宮殿に変えた。
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