韓国観光公社は4日、今年年末までの出国者数が昨年より7.5%増加し1360万~1370万人を記録すると予想した。集計を取り始めて以降、最も多くなる。
1月を除くと毎月前年に比べ増加傾向にあり、秋夕(中秋節)の連休と飛び石連休で10月は11.8%の伸びを記録した。
同公社は11月は11.8%、12月は5~10%の増加を見込んでいる。
旅行社大手のハナツアーは今年11月までに約145万9000人の旅行客を誘致し、昨年の実績139万2000人を既に突破した状態だ。
旅行業界では消費心理は萎縮しても、休暇を海外で過ごす風潮が広まっていることが、増加の原因とみている。
業界関係者は「若い世代を中心に普段の消費は抑えて、ためたお金で海外に行く人が増えた」と説明する。
また、今年は例年に比べ早い時期から寒かったため、東南アジア方面など暖かい地域で過ごそうとする人が増えたとしている。
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