アドフォカート監督は、ロシアのプロリーグ、ゼニト・サンクトペテルブルグと正式に契約する予定だ。
ホン・ミョンボ の最新ニュースまとめ
以下は一問一答。
――所感は。
「韓国にいた間、いつも幸せだった。指導者として条件はすべて良く、大勢からのサポートに感謝する。ゼニトとは1年半の契約を結んだ。59歳という、どうかすれば指導者として最後の時期を、クラブで選手らとやっていくことを選択した」
――韓国代表の新たなコーチングスタッフについては。
「サッカー協会がファーベーク氏を新監督に選んだ。世界的な指導者としての資質と能力があり、韓国サッカーにも有利に働くだろう。ホン・ミョンボ・コーチらにも優れた指導力と資質がある」
――イ・ホ、キム・ドンジン選手もゼニト入りするのか。
「私と一緒にゼニトに行くが、2人にとってもためになるといえるだろう」
――韓国代表を9カ月指導してきて残念だった点は。
「9カ月は短かった。W杯ドイツ大会後半になって選手が適応し、試合が生き始めた。世界を驚かせることができると確信したし、ベスト16入りも可能だと思った。結果を見ればトーゴに勝ち、フランスと引き分けたまでは良かったが、スイスには負けた。それでも後半は最高の試合の1つになったと評価できる。スイス戦では運に恵まれなかった。オフサイドやハンドリングなどおかしな判定もあった。2002年ほどの運がなく残念だ。その一方で、メンバーが一生懸命にやってくれたことに満足してる。もう1段階前進するためにはさらに国際経験が必要だ」
――韓国代表選手の基本能力で足りない点はないか。
「自分の技量を向上させる良い方法はもっといいチームや選手と試合をすること。選手のほとんどが国内リーグで活躍しているが、スイスは18~19人が欧州リーグ、トーゴもほとんどがフランスで活躍する。韓国選手の4~5人は実に秀でた資質があるが、2002年W杯に出場した選手があまり実力向上しなかった点が引っかかった。
韓国のファンの全幅的な支持があり、チームの精神も素晴らしい。祖国にために命をかけ短時間で多くを学ぼうとする意志があった。1つ指摘すべき点は、ホームでは負けなかったがアウェーではそうでなかったこと。これは改善すべき部分だ」
――韓国のどんな点が記憶に残るか。
「韓国という国に多くを見出す機会があまりなかった。初めて来てみてソウルにニューヨークのような印象を受けた。韓国にいる間はとても楽しかった。サッカー競技場とファンが記憶に残る」
Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.
0