引退会見を行う朴賛浩投手=30日、ソウル(聯合ニュース)
引退会見を行う朴賛浩投手=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国人初の大リーガー、朴賛浩(パク・チャンホ)投手は30日、ソウル市内で記者会見を開き、現役引退を表明した。
 朴賛浩は「韓国野球史上、私ほど運がいい男がいるのだろうか」と振り返った。今後は米国で野球マネジメントを学び、韓国野球の発展に貢献するとともに、指導者への道を歩む考えを明らかにした。
 朴賛浩は大学在学中の1994年にロサンゼルス・ドジャースに入団。テキサス・レンジャーズ(2002~2005年)、サンディエゴ・パドレス(2005~2006年)、ニューヨーク・メッツ(2007年)、ドジャース(2008年)、フィラデルフィア・フィリーズ(2009年)、ニューヨーク・ヤンキース、ピッツバーグ・パイレーツ(2010年)でプレーした。
 大リーグでの17シーズンで通算476試合に登板し、124勝98敗2セーブ、防御率4.36の成績を残した。アジア出身選手としては最多勝記録となる。昨年は日本のオリックス・バファローズでプレー。今季は韓国のハンファ・イーグルスに移籍し、5勝10敗に終わった。

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