【ソウル聨合ニュース】韓国人大学生らが日本語のせりふで芝居を公演する第1回大学生日本語演劇大会が17日、ソウルの日本大使館広報文化院で開かれた。大会は韓日未来フォーラムや日本大使館などの共催。
 予選には全国の大学から約20組が参加。本選では6組が約半年間にわたり磨いてきた日本語能力と芝居を披露した。出演者らは芝居は素人だが、真剣な表情で舞台に望んだ。ジャンルは時代劇からオリジナルの現代劇まで多岐に渡った。
 最優秀賞に輝いたのは南ソウル大学日本語学科のチーム。韓国古典として知られる「沈清傳」をコミックに脚色し、観客から大きな声援を受けた。主演を務めた4年生の趙洙江(チョ・スガン)さん(23)は「毎日夜9時まで練習しました。とてもうれしいです」と涙ぐんだ。

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