国内に居住する外国人子女のための国際学校が23日、ソウル・竜山区に完成した。政府と地方自治体が外国人投資誘致の活性化に向けた教育インフラとして推進していた事業で、8月に正式に開校する予定。
 2004年4月に政府やソウル市、経済団体などが設立したコリア外国人学校財団が事業を主管、サムスン物産が施工した。ソウル市が敷地を無償で提供し、産業資源部が100億ウォンの建設費を投じた。

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 学校の規模は約7000坪の敷地に地下1階、地上3階建てで、1000人余りの子どもを受け入れることができる。30の一般教室と400人の収容が可能な講堂、300人規模の食堂などを備えている。

 学校は国内居住外国人の子どもを入学対象とし、幼稚園から高校までの教育プログラム全体を運営する。教科は英語や科学、数学、文学などの基本科目以外にコンピュータなど多彩なプログラムで構成されるほか、大学の単位を事前に取得するAPプログラムや国際バカロレア資格制度も導入する方針だという。

 同日の竣工(しゅんこう)式には李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長や産業資源部の丁世均(チョン・セギュン)長官、呉世勲(オ・セフン)次期ソウル市長ら300人余りが出席した。

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