熊津グループ=(聯合ニュース)
熊津グループ=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2008年の世界金融危機以降、韓国の30大財閥(企業グループ)の借入金が増加し、負債総額が過去最高を更新していることが8日、分かった。負債比率が200%を超える財閥も10グループに達した。
 財閥専門サイトの財閥ドットコムによると、30大財閥の昨年末時点の負債総額は994兆2000億ウォン(70兆4122億円)だった。これは韓国政府の2011年会計年度負債額(402兆8000億ウォン)を大きく上回る。
 30大財閥の負債額は世界金融危機直後の2009年に772兆3000億ウォンとなり、2010年は857兆3000億ウォンに増えた。
 最も負債増加率が高かったのは熊津グループで、09年の1兆5000億ウォンから昨年は4兆3000億ウォンに186.7%増加した。
 LGグループや現代・起亜自動車グループも09年から昨年末までに負債が50%以上増加している。
 30大財閥の借入金と負債の増加は大型の合併・買収(M&A)などの事業拡大や不況などに伴い手元の流動性を増やしたためだ。
 世界金融危機以降、現代・起亜自動車グループは現代建設を買収、SKグループはハイニックス半導体を買収した。30大財閥の系列企業は09年の983社から昨年末に1165社に増えている。

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