北朝鮮の60歳以上人口　40年後は2倍＝国連基金

【ソウル聯合ニュース】国連人口基金（UNFPA）がこのほど発表した報告書によると、北朝鮮の60歳以上の人口は40年後には2倍に増える見通しだ。
　同報告書は、北朝鮮の60歳以上の人口は2012年現在332万1000人だが、2050年には612万8000人に増加すると見込んだ。北朝鮮全体の人口に60歳以上が占める割合も、今年の13．5%から2050年は23．2%に上がると予想した。
　中でも80歳以上の人口は、2012年の29万4000人から2050年には107万6000人と、2．5倍以上に増加する見通しだ。
　報告書は、北東アジアが世界で最も速く高齢化が進む地域と指摘する。2010年時点で世界の65歳以上のうち31%が、中国と北朝鮮、韓国、日本、モンゴル、ロシアの6カ国に住んでいるという。