米国立海兵隊博物館に朝鮮戦争展示室がオープン

米バージニア州クアンティコに１１月１０日にオープンする国立海兵隊博物館（ＮＭＭＣ）に２５０坪の朝鮮戦争展示室が設置される。米国では全域に朝鮮戦争と関連した記念公園や参戦記念碑が点在しているが、朝鮮戦争の状況を具体的に描写した展示施設は今回が初めてだ。
　設計責任者によると、この博物館は第２次世界大戦やベトナム戦争、朝鮮戦争の３つの大型ギャラリーを含む９つの展示室を備えている。朝鮮戦争展示室には、仁川上陸作戦など各種の戦闘と関連した模型などが展示される。特にスクリーン映像を通じマッカーサー元師が米軍部を説得し、仁川上陸作戦を成功させる過程を説明するなど、当時の状況を生々しく再現している。

　設計責任者は「米海兵隊の歴史を知らない人々に博物館訪問を通じ、世界史のなかで米海兵隊が占める歴史を知らせることに重きを置いた」と述べた。

　ＮＭＭＣは、第２次世界大戦当時に米海兵隊員が硫黄島に上陸し星条旗を立てる姿をモチーフに設計された。

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