【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は20日、米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」が自社の特許を侵害していると判断され、製品を検討後、今年4月に起こした訴訟の対象に含める予定だとの内容の文書を19日に米カリフォルニア北部地区連邦地裁に提出したと明らかにした。
 サムスン電子は4月、アップルのスマートフォン「iPhone4S」「iPhone4」、タブレット型多機能端末「新型iPad(アイパッド)」「iPad2」やサービスが自社の標準特許2件と商用特許6件を侵害したとして、アップルを提訴した。
 サムスン電子は今回の文書提出と関連し、「訴訟よりは革新を通じた市場競争を好むが、アップルが訴訟で市場競争を制限している状況の中、持続的な革新と知的財産権の保護に向け最小限の対応をせざるを得ないと判断した」との立場を明らかにした。
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