【ソウル聯合ニュース】韓国当局による独島防御訓練が7日から実施される。
 政府消息筋は6日、「外国人が船舶を利用して独島に上陸することなどを想定した訓練が行われる。海洋警察が主導し、海軍は海上で海洋警察を支援する」と説明した。
 同訓練は韓国軍が年に2回実施しているもの。3200トン級の駆逐艦や1800トン級の護衛艦、1200トン級の潜水艦、海上哨戒機(P3C)、F15K戦闘機、3000トン級の警備艦などが参加する。
 ただ、今年の訓練は例年より参加戦力が縮小されたという。特に、海軍第1艦隊は海兵隊の独島上陸訓練を実施せず、海兵隊を訓練から除外した。
 また政府の方針に基づき、軍当局は訓練日程などを一切公開していない。これは日本を刺激する必要がないとの判断によるものとみられる。一部では韓国領土で毎年実施する訓練を「低姿勢」で行うことに批判も出ている。
 海兵隊による上陸訓練を取りやめたことと関連し、青瓦台(大統領府)の高官は4日、「李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問という最も強力な方法で(自国領を守る意志を)示したため、上陸訓練は必要ないと判断した」と説明した。

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