【仁川聯合ニュース】五輪サッカーで初の銅メダルを獲得した韓国代表が12日に帰国した。
 2009年にエジプトで開催されたサッカーの20歳以下(U20)ワールドカップ(W杯)からロンドン五輪まで、長い道のりを歩んできた洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる五輪代表はついに悲願のメダルを首に下げて到着ロビーに姿を現した。ロビーにはサポーター約1000人が集まった。
 帰国直後に行われた記者会見で洪監督は「ロンドンに向かう前にした約束を果たすことができてうれしい。ファンの応援がなかったらこのような結果もなかった」と喜んだ。また、「すばらしい選手たちと3年の時間を過ごしたのは、監督として光栄」と話した。記者会見後は解団式が行われた。
 10日に開かれた日本との3位決定戦後に、「独島はわれわれの領土」と書かれた紙を掲げたMF朴鍾佑(パク・ジョンウ)は解団式に欠席した。国際オリンピック委員会(IOC)は五輪での政治的な宣伝活動を禁じるのIOC憲章に反すかどうかについて、調査を行っている。同選手はメダル表彰式に出席しなかった。
 大韓サッカー協会関係者は「公式の場で朴鍾佑が(自身の)考えを示すのは適切ではないと判断した」と説明した。IOCの調査結果を待っているという。

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