地裁関係者が9日、明らかにした。内容が膨大なため、最終点検して判決文をまとめるのに時間を要すると説明した。また「重要な訴訟のため、慎重を期するようだ」と話した。
サムスン電子はアップルから米国の裁判所に提訴されたことに対抗する形で、昨年4月、アップルがデータ分割転送などに関する特許を侵害したとしてソウル中央地裁に訴訟を起こした。2か月後にはアップルが、サムスン電子のスマートフォンやタブレット型端末がアップルのデザインやユーザーインターフェース(UI)の特許を無断使用したと、逆提訴した。
ソウル中央地裁の判決延期について、業界の一部では、米国で進められている裁判の結果を参考にするためとの見方が出ている。
カリフォルニア州の連邦地裁では先月末、両社のスマートフォン特許をめぐる裁判の審理が始まった。最終審理は今月21日の予定。
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