兵務庁は16日、サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で韓国が決勝トーナメント進出を決めた場合、代表選手8人の兵役特例を認める方針を固めた。対象となるのは兵役の義務が残っているパク・ジュヨン、キム・ヨンデ、キム・ヨングァン、キム・ドゥヒョン、キム・ドンジン、イ・ホ、キム・ジンギュ、ぺク・チフン選手の8人で、本人の希望によって「体育要員」の特例を認めるとしている。
 体育要員は、4週間の基礎軍事訓練を含む34カ月間、サッカーなど該当分野で選手などとして活躍すれば兵役を終えたとみなされる。ベスト4進出を決めた2002年のW杯では、代表選手のうちソン・ジョングク、イ・チョンス、ソル・ギヒョン、イ・ヨンピョが特例を受けており、現在も体育要員となっている。またアン・ジョンファン、パク・チソン、キム・ナムイルは体育要員となったのち、33カ月の選手生活をすでに終えている。イ・ウンジェらこのほかの代表選手についても、国軍体育部隊への配属や兵役免除など、何らかの形ですべて兵役を終えている。

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 兵務庁は2002年に兵役特例を受けることができる体育要員の対象者に「サッカーW杯でベスト16以上の成績を達成した者」を含める内容で兵役法施行令を改正していた。このほかの体育要員対象は、五輪で銅メダル以上、アジア大会で金メダルなどとなっている。

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