李大統領が五輪韓国代表を激励　国民に声援呼びかけ

【ソウル聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は6日、定例のラジオ・インターネット演説で、「国内外は大変なことが多いが、五輪に出場した韓国選手を見て大きな希望と勇気をもらっている」と、韓国代表を激励した。
　英国を破り準決勝進出を決めたサッカー男子について、「サッカーの本場、英国の選手が完全に崩れた。胸がいっぱいになった。韓国の若き選手たちは本当に素晴らしかった」と話した。準々決勝を控えるハンドボール女子にも期待を示した。
　金メダルを獲得したアーチェリーやフェンシング、射撃の韓国代表の戦いぶりもたたえた。
　一方で、柔道男子66キロ級準々決勝で勝利判定が覆ったチョ準好（チョ・ジュンホ）や競泳男子400メートル自由形予選でフライング失格（後に撤回）とされた朴泰桓（パク・テファン）に言及し、判定を残念に思う気持ちを明かした。
　李大統領はまた、思い通りの結果を得られなかった選手を「韓国国民は皆さんの汗と涙、栄光への挑戦を永遠に記憶するだろう」とねぎらった。さらに、韓国代表が最後までベストを尽くし元気な姿で帰国できるよう、熱い励ましと応援を送ろうと国民に呼びかけた。
　李大統領は前日、サッカー男子の洪明甫（ホン・ミョンボ）監督、朴泰桓、フェンシング女子エペ個人準決勝で不可解なタイム測定によりメダルを逃したシン・アラムらに電話し、激励した。