産業資源部は15日、国内初のカプセル型内視鏡「ミロ」の開発に成功、年末にも常用化が可能になると明らかにした。
 カプセル型内視鏡は1999年末から6年間にわたり技術開発を行ってきた。錠剤ほどの大きさで、直径11ミリメートル、長さ23ミリメートルの超小型ビデオカプセル。飲み込むだけで、消化器官内で8~11時間作動し10万画素の映像を1秒間に1.4~2.8枚撮影、体外の受信装置に送信する。痛みなどはない。

 「ミロ」は2002年に米国で開発・市販されたカプセル型内視鏡「PillCam」製品よりも性能に優れ、価格競争力も強化された。国内市場はもちろん世界市場でも活用されることが期待される。

 産業資源部は今月末に食品医薬品安全庁の臨床試験許可を受け、2~3カ月間の臨床試験を経て商用化する方針だ。カプセル型内視鏡による検査費用は1回当たり25万ウォン程度になるとみられる。

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