【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は27日の経済動向懇談会で、「最近、対外状況が急変する場合が多く、政策の一貫性維持が難しい」と話した。
 韓国銀行の金利・通貨政策と経済成長率見通しに対し、批判的な世論が高まっていることへの釈明とみられる。
 韓国銀行は12日、市場の予想に反し、政策金利を3年5か月ぶりに引き下げ、市場を少なからず動揺させた。また、4~6月期の韓国の国内総生産(GDP)成長率は、韓国銀行が下方修正した見通しをさらに下回った。
 金総裁は「3か月ごとに成長率を発表するが、経済の変化が激しく、調整せざるを得ないという難しさがある」と話した。民間シンクタンクや学界などと認識を交換することが望ましいとの考えを示した。

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