また、営業利益は昨年7~9月期から続いた赤字に歯止めが掛かり、4四半期ぶりに黒字転換を果たした。利息の支払いや為替による損失などで、純損失は530億ウォンを計上した。
同社は、季節的な需要の落ち込みなどでNAND型フラッシュメモリーが値下がりしたが、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)とマルチ・チップ・パッケージ(MCP)部門の売り上げが比較的堅調に増加したことから、前四半期より売上高が増えたと説明した。
4~6月期の出荷量は、DRAMが前四半期比7%、NAND型フラッシュメモリーが同9%、それぞれ増加した。平均販売価格はDRAMが前四半期比7%上がった一方、NAND型フラッシュメモリーは同19%下落した。
SKハイニックスは、欧州財政危機など世界経済の不確実性が高まっていることから、当面は大規模投資を控える方針だ。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0