現地で練習に励むアーチェリー韓国代表=(聯合ニュース)
現地で練習に励むアーチェリー韓国代表=(聯合ニュース)
【ロンドン聯合ニュース】ロンドン五輪で史上初となる全種目(団体と個人)金メダル獲得に挑むアーチェリー韓国代表が臨戦態勢を整えた。
 韓国代表は開幕日の27日に、団体・個人の対戦相手とシューティングの位置・順番を決定するランキング・ラウンドに出場する。
 出場するのは男子の林東賢(イム・ドンヒョン)、キム・ボブミン、オ・ジンヒョク。女子は李成震(イ・ソンジン)、チェ・ヒョンジュキ・ボベ
 ランキング・ラウンドは、クリケット場に5500人が収容可能な観客席を設置した特設会場で開かれる。このため、観衆の声援など集中力の妨げとなる「音」が勝負の行方を左右する。また、当日の風の方向や強さもポイントになる。
 韓国代表は国内で騒音の中での訓練を積んできた。現地入りしてからは、風の変化に素早く対応するための練習に集中してきた。
 韓国代表のチャン・ヨンスル総監督は、「万全の準備をしてきた。選手たちは記録もコンディションもいい。好結果を残すことを確信している」と話す。
 団体のトーナメントは男子が28日、女子が29日に行われる。女子は1988年のソウル五輪以来、7大会連続の優勝を目指す。男子は2000年シドニー五輪から4大会連続の金メダルを狙う。
 一方、個人トーナメントは男女とも30日にスタート。来月2日に女子決勝が、同3日に男子決勝が行われる。李成震、チェ・ヒョンジュ、キ・ボベは韓国が北京五輪で逃した金メダルの奪還を誓う。林東賢、キム・ボブミン、オ・ジンヒョクは韓国初となる男子個人の金メダル獲得を狙う。

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