統一大祝典の北朝鮮代表団、光州の国立墓地を参拝

【光州１４日聯合】南北共同宣言６周年記念の民族統一大祝典に参加するため光州を訪問中の北朝鮮側代表団が１４日午後、光州民主化運動の犠牲者をまつった国立５・１８民主墓地を訪れた。

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　北朝鮮の当局代表団１９人全員と民間代表団４０人は、韓国側当局代表団の李寛世（イ・グァンセ）統一部政策弘報室長と金弘宰（キム・ホンジェ）統一教育院長、韓国側民間代表団数十人と連れ立ち国立墓地を訪れ、民衆抗争追慕塔に献花し黙とうを捧げた。参拝後は墓地内を１０分程度かけて回りながら、時折足を止めては墓碑に刻まれた文句を読むなど関心を示した。墓地を立ち去る前には正門に置かれた芳名録に、安京浩（アン・ギョンホ）民間代表団長が「５月の烈士の精神に敬意を表します」、金英大（キム・ヨンデ）当局代表団長は「５・１８勇士の精神は６・１５（南北共同宣言）時代とともに道のりが伝えられるだろう」とそれぞれ書き残した。

　午後７時からは光州ワールドカップ競技場で、韓国と北朝鮮、海外からの代表団と市民ら３万人余りが集い、統一大祝典の開幕式が開かれる。この席では、南北共同宣言の主役、金大中（キム・デジュン）前大統領の特別演説が予定されている。その後、金大中コンベンションセンターで歓迎夕食会が開かれる予定だ。

　北朝鮮側代表団はこの日光州空港に到着したが、金当局代表団長は出迎えた韓国側代表の朴炳元（パク・ビョンウォン）財政経済部第１次官に対し、サッカー韓国代表のワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会での初戦勝利に喜びの言葉を伝え、４強入りを応援するとあいさつした。

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